カウンセラーとして提供できること(くれたけ#218)

こんにちは。今日のブログは

くれたけ心理相談室の今月のお題である

『あなたは心理カウンセラーとして、どんなことを提供できますか？』をテーマに書かせていただきます。

 

私が心理カウンセラーとして1番提供したいと思っていることは｢安心感｣です。

 

相手の気持ちに寄り添って共感しながら話を聞くという、基本的な姿勢はとても大切で、

その基本の先に、その人との間に生まれる空気感があると思います。

 

直接お会いしてお話を聞く間柄になって初めて相手に伝わるものでもあるし、

文字や言葉だけで伝えるのは難しいと感じます。

 

けれどもこの人に会うとなぜか居心地が良いと感じてしまう…

この人に話しても良いんだ、

この人になら話しても大丈夫、

そう自然と思ってしまうような…

そんな人になる為に、自分はどう在りたいのかを常に考えています。

 

相手が感じる気持ちをこちらがコントロールすることはできません。

｢私を信じてください｣という人のことを本当に信じていいの？と少し疑ってしまうように、

安心感というのは、言葉でどうにかできる領域ではないと思っています。

 

どんなに心理の知識を集めても、

相手の気持ちや存在を大切に思えなければ、

相手の心に共感できなければ、

相手に安心してもらえることはできないのではないでしょうか。

 

心の中の大切な部分に触れさせていただく身だからこそ、

まずは私が相手の気持ちや存在を丸ごと受け止めたい。

 

そして、今本当に必要なのは何かを探る時、

誰にも触れられたく無かった場所に触れることになるかもしれないし、

その時触れるのは私ではないけれど、

私もそばにいますよとお伝えすることで、

少しでも｢1人じゃないから大丈夫｣と思っていただけたら…

 

それは私の願望であり、

実際にカウンセリングを受けてくださった方にしかわからない部分ではありますが、

私がカウンセラーとして、

何よりも大切にしたいと思っていることです。