喜びを探す日々

昨日初雪が降った札幌ですが、

今朝は風も穏やかに青空が広がっています。

空気も昨日よりずっと柔らかく暖かく感じます。

 

私は子供の頃から頑張ることは良いことだと思っていて、

いつもどんなことも頑張ろうとしていました。

そしてその思い込みはいつしか、

「頑張らなくてはダメだ」という価値観を作っていきました。

 

自分の中に禁止事項があると、人は無意識にそれを避けるようになります。

私も気づかないうちに、頑張らなくてはダメだという禁止を自分に課して

何事も常に頑張るということを、やめられなくなっていました。

つまり私は、頑張らないということができなくなってしまったのです。

 

その後、自己と向き合い、自己受容を続け、自分の中の傷つきを癒していく中で

その思い込みも確かに少しずつ緩められた感覚がありました。

それでも、ゼロにはなかなかなりません。

 

「頑張ることをやめられない」ということが、無意識に続く日々。

当然ですがその負担はいつしか限界を超え、

過去には何度かバーンアウト(燃え尽き症候群)になったこともあります。

自分の頑張るエネルギーに、自分がダメージを受けてしまうのですね。

これは、厳密に言えば違いはあるのですが、うつ病の構造にもとても似ていると思います。

 

頑張るということはもちろんダメなことではなく、

それがもたらす結果や恩恵は確かに私達を豊かにしてくれると思います。

ただどんなことにも適切な量というのがあって、

その人にとっての適切な量を守ってあげないと、オーバーヒートしてしまいます。

そしてその量は、自分にしかわからないんですよね。

 

私も最初は、「頑張らないように頑張る」をしてしまって、

適切な量も、頑張らないということも、よくわかりませんでした。

でもある人に「日々の中に喜びを増やしていく選択をする」ということを教わり、

それを意識して過ごす中で少しずつ頑張りが緩んでいく感覚になりました。

 

喜びを基準に選べるようになると、自然と我慢やしんどさにも気付けるようになって

我慢やしんどさの中に喜びは少ないので、

喜びを優先するなら、我慢やしんどさを手放そうと思えるようになりました。

実は私の頑張りの中にも、結構我慢やしんどさは隠れていたようで、

結果的に頑張り自体が緩んでいったのです。

 

これは私の場合のお話ですが、

頑張り過ぎだからそれをやめよう、とすると

それすら頑張ってしまう私にとっては、

喜びを探す日々は自分が本当に求めることを探す旅のような感じで

新鮮で温かな気持ちになりました。

 

自分の無意識の中にあるものに、人はなかなか気づけないし

それを変えようとすればわからなくなるのも当然だと思います。

それを探す旅のお供ができたらいいな、と思いながら

日々サポートさせていただいております (*^^*)

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

コメントはお気軽にどうぞ