「どう思われたか」が気になる時

人から「どう思われたかな」と気になることは、

程度の差はあれど、誰しもが感じる思いの1つではないでしょうか。

 

「生まれた時から、人にどう思われるか全く気にならない人」というのは

ほぼいないと考えられるそうです。

なぜなら人は社会的な生き物で、生まれた時から養育者との関係は命に直結しているから。

笑顔や声色や表情で反応し、養育者とつながりを深めていくことは

生き延びるために必要な能力で、その機能は本来、正常で健康的なものなんですよね。

 

でも、ご相談の中には「人にどう思われるか気になる」「人の目が怖い」というものも少なくありません。

気にしないようにしようとすればするほど、

返って気になるということもありますよね。

 

本質は、「気にしないようにする」のではなく

「どのくらい影響されているか」なのかなと思います。

あまり人の目が気にならない人は、最終決定権が自分にあることが多いのです。

例えば、「この人に嫌われてるかも」と感じた時、

人の目が気にならない人は次に「そうかもしれない」と受け止め、

「でも私は私なりの誠実さで関わった」と自分なりの解釈をして

その関係(相手から嫌われること)と自分の価値を切り離せたりします。

 

「人からどう思われるか気になっている状態」というのは、

・他人の評価=自分の価値の判定になっていたり

・自分の感覚より他人を優先していたり

・育った環境的に、人の様子を伺うことが生存戦略になっていたり

・相手の不機嫌を「自分のせい」だと思い込んだり

を、してしまっている状態とも言えると思います。

 

これらが無意識的に働いている状態では、いくら「気にしない」ようにしようとしても

うまくいかないことの方が多い気がします。

頑張るのは「気にしない」ことではなく、

「あぁ、今これが働いてるかもしれない」と気づくこと。

 

視線を外側ではなく内側に向けて、

「どう見られてる?」から「私はどう感じてる?」に。

さらには「私はどうしたい?」に少しずつ移行していくことで、

自然と周りの目が気にならないようになっていくのだと思います。

 

人の目が気になると悩んでいらっしゃる方は、

きっと「鈍感になりたい」と悩んでいるわけではないですよね。

相手の気持ちを推し量れる程に、繊細で敏感で優しいのだと思います。

だからこそ、その共感性や観察力を自分にも向けてあげてください。

相手に向けている注意を、自分にも同じくらい向けてあげてみてくださいね。

 

そうすることで、きっとここから

自分との安心した関係を作っていけるようになれるのだと思います (*^^*)

 

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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