「わかり合う」とは

今月のくれたけ心理相談室のお題

「『わかり合う』ってどんな状態だと思いますか」について、書かせていただきます。

 

「わかり合う」という言葉自体を、私はカウンセリングの中でも多用していると思います。

特にカップルカウンセリングに来られる皆様の中には、

この「わかり合う」のが難しいのだと感じていらっしゃる方も多いです。

私なりに、わかり合う関係について考えてみました。

 

・この人ならわかってくれるかもと期待する

・この人わかってくれるんだと安心する

・この人にわかって欲しいと願う

・その人に「受け止めてもらえた」という感覚をもらう

相手とわかり合いたいと思う時、この様な期待や願いをお持ちではないでしょうか。

 

価値観や感覚を完全に一致させるのは、

違う人間である以上、難しいことなのかなと思います。

完全に一致するからわかり合えるのではなく、違っていても、

相手を知ろうとするとか

相手の気持ちを想像してみるとか

本当にわかって欲しいのは何だろう?と寄り添ってみるとか。

お互いの違いををそのままに、

それでも「自分とは違うその人」に関わり続けようとすること。

 

「私とあなたは違うけど、でもあなたと仲良くなりたい」と思いながら相手に接していると

その気持ちは少しずつちゃんと、相手にも届くのではないかと思うのです。

そして同じように、もし相手にもそれをされ続けたら

きっと自分も相手の思いをちゃんと感じられるのでは、とも思います。

 

そしてそんな中から、安心感は生まれ、信頼感が育ち、

一緒にいる時間そのものに心地良さを感じられるようになる。

 

最初から相手をきちんと見ていないとか、

見下したり、心を見せない関わりをしていても

その相手との関係を深めることも、

まして思いやりを持ち合う事も難しそうですよね。

 

なので私は、わかり合うとは、

思い合うこと。

相手を思いながら、相手に向き合い続けること。

それをお互いがし合うこと。

そういう2人の関わりの中から生まれてくる

温かな関係性そのものなのでは、と思っています。

 

今回も、人との関わりの中にあるすごく大切で、大事なテーマを考えさせていただきました。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。

 

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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