通常の姿
おはようございます。
冷たく寒いながらも、少しずつ柔らかな風になりつつある札幌です。
こうなってくると、まだ寒いけれど、
もうすぐ春なんだな…と感じます。
今日、札幌市のほとんどの中学校では卒業式が行われます。
コロナによる措置が緩和され、
保護者の皆さんや在校生の皆さんが参列できる、
通常の形の式が行われるのは本当に嬉しく、
ありがたいことなんだなぁ…と改めて感じます。
それまで当たり前に行われていたことが出来なくなって初めて、
式に参加できないこと、
誰にも参列されずに卒業する卒業生の姿を見てきました。
わが家はちょうど3学年差で、コロナが流行りだした4年前の3月がダブルで卒業だったんですよね…
前から準備をしていた着付けや美容室もキャンセルし、
校舎に一歩も入れず、門の外側から出てくる卒業生を待ちました。
それが2人ともだったので、
なんだかとても残念で悲しかった記憶があります。
同じく入学式にも参列できず、
門出となる日に直接立ち会えなかったんですよね。
それはそれで寂しい思い出ですが、
今、普通に保護者の方がこれから参列するのだな…という姿を見て、
純粋に「良かったなぁ…」としみじみしてしまいます。
これが、この季節の通常の姿。
通常を取り戻すって、こんな感じで、
なんか安心するというか、しっくりくる感覚です。
こうでなくちゃね。と、つい思ってしまいます。
そして、そんな風にまた戻れたことに、
ありがたいなと感謝も感じるのです。
節目はやっぱり思い出として残しておきたいもの。
かといって、わが子が2人とも残せなかったかと言えばそんなことはありません。
いつもと違う卒業・入学でしたが、彼らがその節目にしっかりと立ち会ったことには変わりないですもんね。
だから親が悲しむこともないんですよね。
多分、写真に残せなかったのが残念、くらいなんでしょうか(^-^;)
今はそれも、良い思い出です。
今日という日を無事に迎えられたことにホッとしている方も多いことでしょうね。
ご卒業、おめでとうございます。
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