開いて閉じて
以前、くれたけ心理相談室の竹内社長との勉強会において、
こんな言葉をかけてもらったことがあります。
『予約フォームは開いてるけど、蘭さんの心は閉じてるんだよ』
これは、カウンセラーになって間もない頃、
あまりたくさん予約が入らず、どうしたらいいんだろう…?
と思い悩んでいた時にかけて頂いた言葉です。
ちょうどその頃、実は家族の事でとても忙しく、
そして気持ちも休まらず、いつも自分以外の家族のことばかり気にかけていたのでした。
でも予約が入れば、ちゃんとカウンセリング対応をするつもりでいたし、
その準備も万端だと思っていました。
そんな時にかけていただいた社長のその言葉で、私はハッとしました。
確かに予約フォームは開けていて、いつでも誰でも予約はできる状態でしたが、
私の心が閉じている…
そこで初めて、私の気持ちがカウンセリングをできるほどの余裕を無くしてしまっていた事に気づいたのでした。
この言葉をかけてくださった社長の声はとても優しく、
そんな状態の私を見透かすかのように、
でもそれすらも受け止めて、
これからだよ、と背中を押してくれたのです。
それからは、私の心が柔軟に開いているかを意識しながら過ごすようになりました。
すると、本当に不思議なのですが、
次々と予約をしてくださる方が増え、
今はただただ、社長が言っていたのは本当だったなと、
目に見えるものでは無いけど、意識するということは本当に大切なんだと学んだのです。
どんなに表面的に大丈夫と取り繕っても、
中身が無ければ、それはちゃんと透けて漏れ出てしまうんですね…
だからこそ、自分が本当に大丈夫なのか、
ちゃんと見たいものに目を向けて居られてるかを、
これからも大切に意識していきたいと思います。
そして、こんなに大切な気づきを与えてくださる人がいるこの環境にも、
いつもとても感謝しています。
ありがとうございます(^^)
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