見えているもの

目に見えるものがすべてじゃないって、

よく言いますよね。

同じものを見ていても、見え方は人によって違ってくるようです。

これは、物事の捉え方がそれぞれ違うから。

その人が、そのことをどう見るか(受け止めるか)によって、

同じものを見ても違った感想になります。人は見たいように見る、と表現します。

 

同じものを見て、自分と同じように相手も感じてくれたら、

気持ちの行き違いなんて起きなくて済むのに・・・

でも、相手がどう受け止めるか、こちらにはわかりませんよね。

それは相手もおなじこと。

私がどう受け止めるかは、私にしかわからないのですよね。

だからこそ、大事なことはちゃんと伝わっているのか、

丁寧に確認する作業が必要になってきます。

「見ればわかるでしょ」とか「言わなくてもわかるでしょ」という言葉は、

当たり前に使っているかもしれませんが、

本当に相手も、自分と同じように見えているのか

確認してみるのも良いかもしれません。

特に家族は距離感が近いので、わざわざ確認したことがない方も多いのでは。

でも、家族こそ、近くてとても大切な存在ですからね、

お互いの見え方に誤解が生じていないか、

普段の何気ない会話にひとつ加えてみるのも良いかもしれませんね(^^)

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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