ゆったりと、今を味わう
以前にも少し触れましたが、先月まで数ヶ月間
ほぼ休みなく駆け抜けていたので
ここ数日は少し自分の時間を過ごせていて、
ゆっくり読書したり、ゆっくり今を味わったりしています。
この状態は、とてもリラックスできますが、
それをそのタイミングで心地良いと感じたり
リラックスできてるとか幸せだと感じているのは
まさにマインドフルネスの状態ですよね。
マインドフルネスのやり方も調べれば簡単にわかる時代ですが、
心理療法の根底にはマインドフルネスが欠かせないものが多いと思います。
マインドフルネスという言葉を使っていなくても
今、どう感じたかを評価・判断をせずにそのまま受け止めるというのは
あらゆる場面において自己受容の助けとなるし、
自分という存在そのものを、人生の中心に持ってこれるようになりますね。
私は普段からマインドフルネスをなるべく意識して過ごすようにしています。
例えば、何かに触れて感動した時
何に心が動いたのか?どんな気持ちになったのか?
その奥底では何を感じているのか?などなど…
マインドフルに感じようと思えばいくらでもできてしまいます。
昔は、私の自動思考はマイナスばかりだったので
常に自分に厳しい言葉しか自分にかけることができませんでした。
でも、マインドフルネスを実践していくうちに
自分を厳しく批判したり追い詰めたりする自分に気づいていきました。
少しずつ気づいたので、いつから気づけるようになったのかはもう覚えていないのですが、
多分その様な事を繰り返し続けた結果、
10年くらい経った頃には、大嫌いだと感じていた自分のことを
心から「好きだな」と思えるようになりました。
自分を好きだと書くと、なんだかナルシストのように感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが
そういうことでも無く、ただただ
「私は私でいいんだな」という感覚になれて、
その感覚でいる自分の事は好ましい自分で、
実はずっとそんな自分になりたかったんだな…という感じです。
こうして自分をそのまま認めることができるようになってくると
本当に不思議なのですが、生きることはとても楽になります。
元々、自分が生きづらいことにも気づいていなかった私ですが、
この生きづらさがあるんだと気づく段階が無ければ
生きづらさを手放すこともできなかったのではと思うのです。
実は当時は、マインドフルネスの言葉を知らなかったので
自分が実践していたことがマインドフルネスだったのだ、ということは
後から知ったんですけどね(^_^;
だから、マインドフルネスという言葉に
なんだか大変そうだなぁという印象があっても無くても
大丈夫なんだよ、と伝えたい私もいます。
(もちろんセッション時はもっと詳しく説明いたします)
やっぱり周りまわってたどり着くのは、
自分が何をどう感じて受け止めているのか、
それを知ることの大切さです。
過去の嫌な体験にいきなりスポットを当てる必要もありません。
日々、自分が何をして、その時何を感じているのかを
ただ知って、それを「そうなんだな」と受け止める。
そこには評価も批判もアドバイスも要りませんので、
ただ「知ってあげる」ような感覚で自分に寄り添ってあげるのです。
この繰り返しで、自然とマインドフルネスの感覚は育っていきますよ。
何より安心して行えることが大切だとも思うので、
お1人で不安な時はお声がけくださいね(*^^*)
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