頑張ってくれてありがとう

おはようございます。

お盆も過ぎて、8月も後半に入りましたね。

皆さん、どんなお盆休みを過ごされたのでしょうか。

 

前回のブログから少し間隔が開いてしまいましたが、

今年は色々することが重なっているので、

のんびりとしたお盆休みではなかったのですが…

それでも、お墓の前で手を合わせ、日々の感謝をお伝えしてきましたよ。

 

最近よく思うことの中に「自己受容」があります。

これは心理用語でもありますが、

文字通り「ありのままの自分を受け入れる」ことです。

 

これ、私も何度もこのブログにも書いてきました。

「今、自分がどう感じているのか、それを否定せずそのまま受け止めてあげましょう(^-^)」と。

書くのも言うのも簡単ですが、慣れていないとなかなか難しいことなんですよね。。

 

私が最近考えていたのは、この「案外、難しいんだよな…」という部分です。

これができれば、確かに認知は変わりますし、

生きやすくなるのです。

(著名な学者も本によく書いてくださっています)

 

でも、それが、できない。

と、感じる人もいるんですよね。

当然ですが、今まで持っていた感覚は、そこに意識を向けて行動に移さなければ、

変化を起こすことは難しいのです…

 

でもその、「意識を向けて気づく」とか「実際にやってみる」というのができない、と

感じる方もいらっしゃるのです。

皆が皆、やろうと思ってできることじゃないんですよね。。

 

そういう私も、当初は確かに、なかなか難しいと感じていて、

何度も心が折れそうになったことを思い出しました。

何度も、元の感覚に戻ろうとするんです、無意識に。

だからずっと、意識し続けなければならない。

そこが、辛いとか苦しいって思っていたような気がします。

 

あとは、自分が変われている気がしないとか、

こんな事を続けて意味あるのか?と疑心暗鬼になることもありました。

こういった、心がふらつくこと自体も、ストレスだった気がします。

 

なぜ、トントンと上手く進まないのか。

なぜ、意識してるのに変わらないのか??

そういう自分にもイライラしていた様な気がします。

 

それでもやったことは、「ひたすら続ける」ことでした。

何度心が折れそうになっても、

もう無理と泣きながら放棄したくなっても、

しばらく泣いたら、またやり始める。

それを何年も、続けました。

 

壮大な物語に聞こえるかも知れませんが、

その何年もの間、ずっと泣いていたわけではありません。

嬉しい時も楽しい時も当然ありました。

意識をずっと持ち続けることにも、だんだん慣れていくので、

だんだん泣かずに立ち上がれるようにもなりました。

 

少し時間はかかったけど、その期間は辛いだけではなかったし、

それ以上にその後、得られる物が大きくて、

今の私には「やって良かった」しかありません。

 

あの時、やめなくて良かった。

泣きながらやめることもできたけど、続けてきたから今があると、

心の底から思えるのです。

そして今、過去の自分に、とてつもなく大きな感謝をしています。

 

頑張ってくれてありがとう。

あなたが何度も立ち上がってくれたから、

今の私になれました。

これからも、私はあなた(私)を大切にします。

 

そういう思いが、自分自身に向けて込み上げてくるんですよね。

私はこれ(この感覚)を、勝手に私の「自己受容」と呼んでいます。

 

私が今、来て下さるクライアント様のサポートをさせていただく中で

私自身が自己受容的であることはとても重要で、

だからこそクライアント様を受容していけるのだと思います。

 

自分を受容できないと、他者も受容できません。

色んな本にも書いてありますが、

何より実体験としての経験が、感覚として「そうだ」と私に訴えかけてきてくれます。

 

正直、ゲームの裏技的な、チート機能はありませんので、

「コツコツ続ける」ということが、結果的に、1番の近道かもしれません。

 

大切な誰かと分かち合いたいとか、

自分自身を愛してあげたかったり、

自分の人生を自分の手に取り戻したいと思われる方がいらっしゃいましたら、

まずはご自身を受け止める練習から始められてはいかがでしょう。

 

やり方がわからなければ、いつでもいらしてくださいね。

1人で頑張らなくてもいいのです。

一緒に、探していきましょう(*^^*)

 

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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