私の「ゆとり」

おはようございます。

5月も3分の1が終わろうとしています。

春は何かと慌ただしく過ぎ去るイメージですが、

五月病という言葉もあるように、少し気持ちが落ちやすい時期でもあります。

 

普段から、ご自身の心に対して、してあげていることはありますか?

心のゆとりを持つ、と言っても、具体的に何をすれば良いのか…

そもそも、それをすること自体が億劫に感じてはゆとりどころではありませんね。

 

人によって、「ゆとり」のイメージも違うと思います。

自由にできる時間をそう呼ぶ方もいるかもしれないし、

時間の長さより、一瞬だったとしても気を抜く瞬間を持てたらゆとりを感じる人もいるかもしれません。

ゆったりのんびりすることを「ゆとり」と感じる人もいれば、

イキイキと元気に過ごすことをゆとりある暮らしと捉えることもできそうですね。

 

私は「ゆとり」を、いつも張り詰めたものを緩める時と思っています。

やらなきゃと頑張っている時、期限があって焦る時、

自分でも気づかないうちに気持ちが張り詰めて緊張していることがあります。

 

無意識の部分でもあるのでなかなか気づきにくいのですが、

手を洗う時に鏡に映る自分の顔が怖くなってないかな、

食事を急いで済ませようとしてないかな、

つい口から「疲れた」と出るのにまだやろうとしてないかな…と、

無意識にもっとやろうとしている自分になるべく気づきたいと思っています。

 

怖い顔をしている自分を見つけたらにっこり笑って深呼吸。

急いで食べているならゆっくり噛み締めて味わい、

思わず「疲れた」と言っちゃったら、もう一旦休む。

「少しでいいから休みな」と、休憩を促してあげる。

 

このちょっとしたことができるのとできないのでは、

気持ちも全然違うなと感じるのです。

長い時間ゆっくりできなくても、そうした自分の負担に気づいてその都度緩めてあげる。

それを私は「ゆとり」と言っています。

 

頑張る時は張り詰めている時。

それを緩める時も同じだけ持って、

張って、緩めるを繰り返すうちに、

心はもっと柔軟に、しなやかになっていくのかな…と思います(*^^*)

 

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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