言うは易し行うは難し

「言うは易し行うは難し」という故事成語がありますね。

私は本当にその通りだな…と思っています。

 

頭ではやれば良いとわかってるのに動けないのはなぜ?

と考えたこともありますが、

結局、動かないことを自分で選んでるんですよね。

 

動くメリットより動かないメリットを選んでいるんです。

それによって状況が変わらなくても、

その現状に不満を言いつつ、どこかで「仕方ない」と受け入れているのかもしれません。

 

結局動かないメリットを選んでしまうのは、

動くのが大変だからですよね。

何かを変えるとか、結果を出したくて人は動こうとするのでしょうから

そのために行動するってやっぱり大変なんですよね。

 

でも私は、周りはその人の行動を見て安心を得ているなと思うのです。

口先だけで良いことを言うのならいくらでもできますが、

実際に行動に移したりやり続けたりするのは

言うよりずっと大変です。

忍耐力や努力や根性といった、なんだか大変そうな言葉の羅列です。

 

けれども、その行動を周りの人は見てくれて、認めてくれたりします。

それはやはり、その大変さを自ら請け負いに行く姿勢に真摯さを感じたり、

やり続ける姿に真剣さを感じたりして、

それがその人の誠実で真面目で努力家な印象と相まって、

この人なら信じられる、と信用になっていくように思うのです。

 

だから、行うのは言うだけより大変なんですが、

私はなるべく行動する様に心がけています。

やはり周りの大切な人達と信頼関係を築きたいからですし、

行動すれば何かしらの経験や学びが得られると、もうわかっているからです。

それは自分を成長させる大切な要素で、

私はそれを好んで取りに行くタイプのようです(*^^*)

 

「行動しない」にも理由があるので、動けない人がいても全然良いと思います。

動くことは誰とってもちょっと大変なことで

それをするかどうかは自分で決めているのですから

その人がそれで苦しくないのなら良いな…と思います。

でももし苦しいのなら、その苦しさを手放すためにできることを

一緒に考えさせてくださいね(^-^)

 

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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