結局、子供に伝えたかったのは

子育てをしていると、子供に伝えたいことは

どんどん溢れてきませんか。

自分の経験や価値観を通して

良いと思っていることを子供に伝えたいと思うのは自然なことですよね。

 

そんな私も、多くのことを子供たちに伝えて来ました。

後から違う解釈になることもあるけれど

その時そう思った自分の気持ちは伝えて来たと思います。

 

子供を育てる期間も人によって違いますが、

ある程度自分のことを自分で何とかできる年齢になるまでは

親が子供のあらゆるサポートをしているのだと思います。

 

子供とぶつかる機会も何度もありましたが、

そういう経験を経て、親もまた大事なことを学ばせてもらっているのですよね…

 

今、わが家の2人の子供たちは、結構大きくなりました。

子育てには、良かれと思ってやってきたことにも2面性があるなぁ…と

最近になってよく感じるようになりました。

 

やってきて良かったことも悪かったことも含めて、

どんな風に育つかは大人になってからじゃないとわからないし、

大人になっても成長は続いていくのだと思います。

 

本人の特性や受け止め方、価値観や経験も関係しますが、

ここに来て私が子供たちに伝えたいことは残りわずかな気がしています。

 

子供たちには「自分の力を信じられる」ようになって欲しいなと思っています。

なにか困ったことが起きた時、

誰も助けてくれない…と孤独感に苛まれるのではなくて、

傷ついたり悩んだり落ち込んだり、

わからないから周りに頼って相談したり、

色々調べて試したり試行錯誤して、

そうやって最後には「自分で決める」ことが、

やっぱりとても大切なんじゃないかなと思うのです。

 

そしてそれをするには、その決断した自分を受け入れる心…

自分をちゃんと信じられるってことが、

やっぱり大事だなと、自分自身の人生を通して感じたことでもあるので、

 

なんだかたくさんのことを伝えて来たけど結局、

1番伝えたかったのはこれかな、となりました(*^^*)

 

これは私が親として伝えたいだけで、

それを受け取るかどうかも子供たちの好きにするのだと思いますが、

それでも親は子を想いながら、

今日も気持ちを伝え続けるのだと思います。

 

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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