自分の心を整える方法(くれたけ#224)

昨日は雪がちらつくほどに寒かった札幌ですが、今日は昨日より暖かく穏やかな晴れの日です。

この、春だけど寒い季節は、体調も崩しやすい気がしています。

そこで今日は、くれたけ心理相談室の今月のお題について書いてみたいと思います。

お題は『春から梅雨の時期にかけて、自分の心を整える方法を教えてください』です。

 

春は環境の変化があったり季節の変わり目なので、ストレスなどからも体調を崩しやすくなります。

また雨が続くと低気圧から自律神経が乱れやすく、身も心も不調になりがちです。

そこで、普段から「崩し過ぎない」ように意識して、取り入れているものをご紹介します。

 

①その日に合わせて飲み物を変える

元気が無い日は緑茶や紅茶、疲れている日は野菜や果物のジュースというように、ざっくりと簡単に覚えておくだけで、簡単に取り入れられるかなと思います。

②簡単なストレッチをする

身体を伸ばして筋肉の緊張をほぐすことで、血流が良くなり代謝もあがります。これは自律神経を整える為にも必要なので、短い時間でもストレッチを日々に取り入れてみてはいかがでしょうか。筋トレよりはハードルが下がるし、これならできそうかな・・・と思えるものをまずは一つから、始めてみるのがおすすめです。

③好きなアロマを焚く

アロマを日常使いしていない方にとっては、少しハードルが高いかもしれませんが、香りは神経を緩めリラックスさせるのに効果があります。
忙しく疲れていると、ゆっくりアロマを焚く気分にもならないかもしれませんが、あえてそんな元気が足りない時に、好きだなと思う香りを嗅いでみてください。
アロマオイルを用意できなくても、アロマキャンドルに火を灯すだけで、嗅覚と視覚の両方からリラックス効果を得られますよ。

 

簡単に3つ書いてみました。

突き詰めれば、栄養のある食事をとるとか、上質な睡眠を・・・とか出てきますが、自律神経が乱れた状態ではなかなか質の良い睡眠がとれません。

また、栄養のある食事も、料理が苦手な人にしてみたらハードルが高いですよね。

大事なポイントは、「簡単」で「続けられそう」と感じることなので、

自分でどんどんハードルを上げるのではなく、

これなら簡単だなと思えるものを少しずつ用意する感じはいかがでしょうか。

 

天気やホルモンの関係で、なんだか元気が出ないとかスッキリしない気分の時に、

私は紅茶にはちみつを入れて飲みます。

紅茶や緑茶にはテアニンが含まれており、これは神経系の疲れを回復させる効果があったり、滞った代謝をスムーズにさせる効果があります。

はちみつは栄養価が高く、すばやく分解される性質もあるので、身体への負担が少なく元気の回復に欠かせません。

なにより、ほんのり甘くて暖かい紅茶を飲むと、美味しくてそれだけで気持ちがホッとするのです。

この、気持ちが少しゆるむ、ホッとする感覚をなるべく意識して取り入れるのは、

自分の調子を整えるために私が大切にしていることです。

 

そして、寝る前にゆっくりストレッチをしてアロマの香りを嗅ぎます。

私は朝筋トレをしているので、夜は簡単にストレッチをして、身体が固くならないようにしています。

身体が固くなると血流が悪くなって不調を感じやすくなるからです。

そして、自分用にブレンドしたアロマオイルがあるので、それを掌に伸ばして、お腹の辺りに塗った後、手に残った香りを何度も思い切り吸い込み、香り自体に癒されます。

エッセンシャルオイルは皮膚を通じて不調を整える効果もあるので、婦人系のホルモンの乱れを調整する意味でも、アロマオイルを塗るのは一石二鳥なんですよね。

 

春は色々と新しいことが始まったり、緊張や不安にさらされたりと、

なんだか忙しく慌ただしく過ぎ去る季節でもあります。

そんな季節だからこそ、今以上に不調にさせないためにも、

まずは自分が喜ぶものを、そして簡単にできることから、どうぞ始めてみてくださいね(^^)

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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