めんどくさい

年齢を言い訳にはしたくないですが、ここ数年で体力の衰えを感じることが多くなってきたので、日々の中に「めんどくさい」と思うことが増えてきたように感じています。

 

疲れていたり、忙しい時はごみを捨てるとか食器を下げるといった些細な行動も面倒に感じたりしますよね。

めんどくさいと感じると、後回しにしてしまいたい気持ちになります。

あとで、とか、明日やろうと思った時こそ、その中にヒントが隠れているようです。

 

人が「やりたくない」と思うには理由があるので、やりたくない感情ではなく理由に目を向けてみましょう。

どうしてやりたくないのか、その理由は?

その理由に納得ができると、後まわしにしても良いものは後に回せるようになります。

めんどくさいけど今やらなきゃいけないこともあると思いますが、それにはそれ相応の理由があるはず・・・

例えば、ご飯を作るのが面倒だけど、子供がお腹を空かせているからご飯をつくらなきゃ。のように。

 

ご飯を作ること自体は、自分だけなら簡単に済ませられることでも、子供の為にあとひと踏ん張りしなきゃと頑張っている時、

今何がめんどくさいと感じて、それができないでいるのか?
ご飯を作らなかったら子供達はどうなる?
あと少し頑張ってご飯を作ったらどんな気持ちになる?
本当にその頑張りは必要か?(今日だけ手抜きはアリかナシか)

そんな風に頑張るか頑張らないか、やるかやらないかを判断できる材料を並べます。

すると、めんどくさいけどやろうかなと思えることが見えてきたりするので、そう思ったらすぐに行動してみてください。

そう思えたということは、あとひと踏ん張りができると判断したということ。

すぐに動いた方が、やるかやらないかを長く葛藤しているよりもストレスが小さくて済みます。

 

めんどくさいという気持ちをそんな風に捉えてみると、

めんどくさいから今日はやらない(休むことを優先させよう)と決断できたりとか、

めんどくさいという気持ちを最優先したくなるくらい自分が疲れているんだなと気づくことができたりもするので、

自分の調子を整えるための一つの方法として取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

めんどくさいからそのうちやろうと思っていても、なかなかできなかったりしますよね。

本当にやらなくて良いことなら、やめると決めることも大切ですし、

それでもやる必要があるなら、早めに対処することが最も効率よく低エネルギー消費で済みますので。

めんどくさい気持ちの裏側にある、やる必要性に目を向けてみるのも良いかもしれません(^^)

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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