来るもの拒まず去るもの追わず
「来るもの拒まず去るもの追わず」という言葉がありますが、
昔は少し苦手な言葉でした。
来ても居なくなっても、私には関係ないと言われているような…
なんだか相手に無関心なような、少し冷たいような…
そんな風にその言葉を認識していたんですよね。
当時、まだ若かった私は、きっともっと深い人との繋がりを求めていたのかも知れません。
あっさり切れてしまえる関係性が、なんだか寂しく悲しく感じられたのです。
けれども歳を重ねて、自己と向き合ううちに、
自分に足りない思考や新しい価値観を育むうちに、
自他の境界線が意識できるようになって、
その言葉を、今までとは違う解釈ができるようになりました。
その言葉に対して私は自分から見えている世界を重ね、
自分から人が離れて行くことを恐れる思考が働いていたから、
なんだか苦手だと思っていたんですね。
でもそうではなくて、
来る人も去る人もいてもいいんだよ。
どんな選択をしてもいいし、みんな好きに選んでいいんだよ。
好きにしていいんだよ。
と、相手をとことん尊重する考え方を表現している言葉だったんだなと今は思います。
今は、そう解釈しています。
来ても良いし、去っても良い。
近づいても、離れても良い。
あなたはあなたの価値観で、自由に生きて良いんだよ。
そういつでも言ってあげられる人で在りたいと思っています(^ ^)
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