もったいない精神

昨日のブログとも少しリンクする内容かもしれませんが、

私はもったいないことが苦手です。

水の出しっぱなしとか、電気のつけっぱなしとか

 

昨日、「嫌な事があったら」という内容でも書きましたが、

嫌な事が起きている最中は、

嫌な感情に心が締め付けられて苦しくなったりもします。

嫌な感情って、自分にとって辛くてしんどい思いのことなので、

できるならその思いをせずに過ごしたいとみんな思っていると思います。

 

怒りの感情が強い時、大抵相手を責めたい思考が働きます。

そして、怒りの裏側には大抵、悲しさや寂しさが隠れていたりします。

この裏側の感情にはなかなか気づくのが難しいかもしれません。

 

私は色んな出来事の前に「せっかく」を付けてみるようにしています。

何かをしてもらった時に「せっかく」を付けると、

「せっかくこれをしてくれたんだから」と思えるし、

嫌な出来事に対しても

「せっかくこの(嫌な)気持ちを経験したんだから」

と考えます。

すると、嫌なことから自然と、

何を感じて、どうすれば良かったのか?

今まで気づけなかったことや、次からの改善策などが浮かんできたりするのです。

これが学びなのだと思います。

せっかく経験した出来事や気持ち。

これも、せっかくなら、自分の人生の糧にしたいと、

欲張りな私は思うのです。

 

楽しい時はそのまま過ぎ去りますが、

何かが起きて立ち止まる時、

「今だよ。今これが起きたから、何かを考える時が来たよ」と、

ネガティブな出来事に対しても考えることができるようになりました。

今、何かで苦しい思いをされている方は、

何かを得るためにそれを経験している最中なのかもしれません。

ここから、何を得られるんだろう

ちょっとそんな意識を取り入れてみるのはどうでしょう(^ ^)

 

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投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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