過緊張

朝晩が涼しくなってきた札幌です。

大雨や台風の影響などは、いかがでしょうか。

 

今日は、過緊張について書かせていただきます。

文字通り、過剰に身体が緊張している状態なんですね。

身体だけではなく、自分ではコントロールが難しい神経系も、

過緊張状態により負荷がかかって乱れたりします。

代表的なのは自律神経失調症ですね。

 

自律神経が乱れると、

身体がだるい、眠れない、食欲がない、肩こりや便秘などの身体症状が出てきますが、

同時に、やる気が出ない、元気が出ない、イライラや不安、焦りなどが増したりと、心にも症状が出ます。

そもそも私も、以前は常に過緊張であったな…

と実感している1人です。

 

この過緊張の背景には、子供の頃から積み重なってきた思い込みや、〜すべきといった概念があり、

更にはそれを生むきっかけとなった幼少期の傷つきに原因があります。

多くは親から、何かしらの傷つき体験を経て、

〜でなければならない、とか、

〜するべきといった、強めの固定概念が生まれます。

その概念に従うことで、もう同じことで傷つかなくて済むように自分を守ってきたんですよね。

いわば、親への恐怖が生み出した概念、とも言えるかもしれません。

 

こうした、恐怖から自分を守る状態でいることは、常に緊張状態(過緊張)になるので、

常に頑張り続け、そして、

いつかその張り詰めたものが崩れてきてしまうことがあります。

その時やっと、自分の不調に気づいたりします。

 

もし今、身体や心に不調を抱えて辛い思いをなさっている方がいたら、

今自分が過緊張の状態になっていないか、

自律神経を緩めるアプローチをしてみるのも

ひとつの方法かもしれません(^ ^)

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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