その、道のりが

結果に目がいくのは、ある程度仕方のないことなのかもしれませんが・・・

私は結果より、そこに行きつくまでの道のりを大切にしたいし、

して欲しいと思っています。

努力すれば何でも思い通りになるなら、苦労しませんよね。

努力は人と比べられないし、目に見えない努力も沢山あります。

頑張っても望んだ結果を手にできないことは確かにあるかもしれないけど、

その結果だけに振り回されずに、その結果に行きつくまでに自分がしてきた努力にもちゃんと目を向けてあげてほしいと思うのです。

 

「今回は」「たまたま」望む結果を出せなかったかもしれない。

でも、それまでにしてきた努力が消えることはないのです。

結果が良ければ、それまでの努力を十分に褒めてあげられるし、

もし悪い結果になっても、どうすれば望む結果を手に入れられるか?もうできることはないのか?と考えることだって、

これ以外にも、自分の望む道はないのか?と探すことだってできます。

結果が悪くて落ち込み、自分を全否定してしまう方も少なからずいらっしゃるかと思いますが、

それは今まで、結果で自分を評価されてきたからかもしれません。

どんな結果を出したとしても、そこに行きついた過程を認めてもらうことを周りにしてもらえなかったのかもしれません。

だから、結果を出せない自分はダメだ・・・となってしまうのかもしれません。

でも、どんな人だって、望む未来の為に少なからず努力したはずです。

頑張ったからこそ、悔しいし、悲しいのです。

 

目標の為に頑張ったことって、何より自分がわかっていると思うのです。

そして、本当に努力したことって、その結果よりその努力の過程こそが、自信に繋がったりすると思うのです。

それだけの努力をし続けた自分なら、きっとまた新しいことができるんじゃないか。

そう自分に思えたら、何度でも立ち上がれるのではないかと思っています。

結果は目に見えやすいですが、

目に見えない努力にも、目を向けていただければ・・・と(^^)

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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