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仲良しのお友達とのお喋りの時間は、

私にとってはとても有意義で癒しの時間でもあります。

自分の話を聞いてもらうことと、相手の話を聞くことは同じくらい大切なことです。

その日会ったことが自分にも相手にも有意義な楽しい時間になったらいいなと思います。

でも、

つい自分の話が長くなったり、この言い方で大丈夫だったかな?と帰って来てから不安になることも・・・。

私はつい、昔の癖で相手は楽しかったかな?相手はどう感じたかな?と考えがちで、

こればかりになると他者視点の考え方になってしまうので、

相手を思いやることと自分を責めないことは同時に気をつけています。

それでも、自分と同じように相手も楽しめたかが不安になる時がたまにあります。

相手がどう感じたかは実際に知ることはできないし、相手が実はこう感じていたんじゃないか?という想像も、あまりしないように気をつけています。

少しネガティブな時は、その想像には自分の不安を混ぜてしまうので、

頭の中で描かれるイメージ映像はネガティブ寄りに流れてしまいます。

これは自分のイメージであって、現実ではない。と自覚していないと、

あたかも本当にあった(現実のような)気になってしまうから不思議だな・・・といつも思います。

人の脳はそうやって、不安も含め未来を予測するようにできているようで、このシステムを知らずにいると、自分で作り上げたイメージに自分が振り回されてダメージを負うこともあります。

「あの人はきっとこう思っただろうな」「今頃こんな風に思ってるかも」など・・・

なんとなくネガティブ寄りに考えてばかりいると、実際に本当にそうなんだという気持ちになって落ち込んでしまうことも。

不安のせいで思考が偏ってきてしまうんですね。

こんな状態になることに、心あたりがある方もいるのではないでしょうか。

 

そんなネガティブ寄りのイメージに苦しんでいる時は、

このイメージは現実じゃない(自分の想像である)ことを自分に言い聞かせて、

そうではない楽しいイメージ(帰ってからも友達が楽しかったと言っているなど)をしてみてくださいね。

最初はなかなかスムーズにできなくても、

何度もやっているうちに慣れてきて、上手に切り替えらるようになっていきますよ。

少しずつ、少しずつ。練習は大切ですね(^^)

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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