懸命
カウンセリングのセッションをさせていただく中で、
懸命に生きる姿に感動する時があります。
そもそもこのカウンセリングを受けるという行為自体、
自分の苦しみを何とかしたいともがいていて、
何とかできないかと動いた証拠ですよね。
だからお会いした皆様の言葉は、それぞれの気持ちがこもって沢山のことを訴えかけています。
でもそれを、上手く言語化できる人もいれば、苦手な人もいます。
それでも、懸命なんです。
懸命とは、「全力で力の限り、がんばること」
今の気持ちが苦しくて、現実が辛くて、
あるいはもうどうにもできないと感じて、
それでも、がんばって生きている。
何とかできないかと、探しているんです。
ご相談の内容が違っていても、その姿は私には「懸命に生きている」ように映ります。
私はその姿に、なんだか心が震えます。
心が震える感じを、「感動した」と表現させていただくとしたら、
私は何度も、感動をいただいているのです。
口では「もう無理」「もうできない」と、
「もう終わらせたい」と言うこともあるかもしれません。
だけど、本当は終わらせたくないはずなんです。
だって、ネットで検索して、この場所を探してくださったわけですから…
だから私は丁寧に、見て、聴きます。
本当に求めていることや、その原因や、まだ気づいていない部分はないか…
その悩みに大小は無くて、その思いに良いも悪いも無いと思っています。
迷った時、困った時、不安な時、話せる誰かがいると安心しませんか。
真剣に一緒に考えてくれる人がいたら、心強 くはないですか。
カウンセリングはそのくらい、身近なものであって欲しいと思っています。
それをするのがカウンセラーなら、私はその「懸命」に値するだけの真剣さで、
しっかり向き合いたいと思っています。
そんな風に自分を出しても良い場所が、
この世界にはあるんだということを知っていただけたらと思っています (*^^*)
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