見てあげる

ここ最近では、久しぶりに雨が何度か降っています。

恵の雨ですが、庭のアジサイが雨に打たれて少し下を向いてしまいました。

暑すぎてぐったりしたり、強い雨に打たれてぐったりしたり。

環境や人との関わりと、少し似ているな…と感じます。

 

人も花と同じ、とまでは言いませんが

お花って構ってあげればあげるほど、

丁寧に手入れしてあげればあげるほど、

綺麗な花を長く咲かせてくれるんです(*^^*)

 

たくさん肥料やお水をあげれば良いということでもなく、

あげ過ぎるとそれはそれで萎れてきます。

 

ただ毎日、お水足りてるかな?葉っぱは元気かな?

余計な枝や茎は無いかな?枯れてる花は無いかな?

と、「見てあげる」のが、良いように感じています。

そんな時にふと、花が大好きだった父が、

毎日何時間も花を眺めていた姿を思い出すんです。

 

母も花は好きですが、その母がよく「お父さんは本当に花を育てるのが上手」と褒めていました。

母曰く、花をいつも見ているんだとか。

ただ眺めるのではなく、元気か元気じゃないかを、ちゃんと見ていたのだろうな…

と、今なら思います。

 

何でも与え過ぎると、人はそれ以上自分で何とかしようと思えなくなったり、

そもそも自分で考える力が衰えてしまったりもします。

人に甘え頼る時と、自分で自分を奮い立たせる時。

このバランスが大事なのかもしれませんね。

 

それにはやっぱり、日々の中でちゃんと自分のことを見てあげなくちゃですね (^-^)

心と身体の両方を、元気かな?どうかな?って見てあげると、

足りないものがわかったり、多すぎるものがわかったりするのではないでしょうか。

 

お水が足りないと元気が無くなるのは人も同じ。

でも、溢れそうなほどいっぱいだと、それはそれで苦しい。

あなたらしいちょうど良さ、ほどほどの所を

見つけていかれますように(*^^*)

 

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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