その目線の先は…

これだけ努力してきたから、頑張ってきたんだから、大丈夫。

そんな風に思えるって、素敵ですよね。

 

まだまだ足りない、じゃなくて

やってきたことに目を向けられる。

自分の足りない部分を見るのではなくて

今あるものを見てあげられる。

 

この視点があると、自分が満たされた思いで日々を過ごせるようになるのではと思います。

つい他人と比較して、自分に足りないものを実感して他人を羨んだり、

だから(足りない自分は)ダメなんだと思っていると

当然、自己肯定感は下がりますし、不足感も拭い去れません。

その状態では、なかなか幸せを感じられないかもしれません。

 

幸せって人によって違うと思いますが、

私の中では「満たされた感覚」に近いものがあると思っています。

色んな場面でそれぞれ「満たされている」と、

不足感を感じることは少なくなりますよね。

 

家族や友達としっかり繋がっている感覚もそうですし、

欲しい物に囲まれた暮らしや、食べたいものを食べられたり、

行きたい所に行けたり、やりたいことに挑戦できるのも、

それらが「あるな」と感じられれば、満たされるのだと思うのです。

 

足りない部分ばかり見て追い求めていても、

それは永遠に埋まらないかもしれません。

でも、今あるものをしっかり実感して味わってみると、

自分にはこんなに「あったんだ」という思いが、

じわじわと感じられたりしないでしょうか。

 

何も持ってない人はいないと思うのです。

今ここで生きている以上、沢山のものをもう持っている。

それを見ようとするかしないか、その視点の違いだけなんじゃないかなぁ…。

 

そうは言っても、私だってたまに、

「足りない」「無い!」って思うことはあります…(^_^;

それは当たり前のことで、最初から完璧も望んではいません。

無いことに気づけたら、持てるように行動していけば

いつか「無い」は「有る」に変わって行けるんじゃないかなぁと思っています(^-^)

 

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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