痛みを手放す

親は子供に傷ついて欲しくなくて、

大切に大切に育てたとします。

 

それでも、子供は傷つきます。

 

外で傷つく場合もあれば、

親の何気無い一言に傷つくこともあります。

 

親は子供を愛しているから、

良かれと思って色々してあげます。

でもその言葉や行動に、

子供は傷ついてしまうことがあるのです。

 

一度も傷つかずに生きてきた人はいないように、

誰もが大なり小なりの傷を抱えていますよね。

 

傷つくと痛いし悔しいし悲しくて苦しい…

 

だから、傷ついたこと自体無かったことにしてしまおうとしたり、

傷つく自分を責めてしまったりすることもあります。

 

でも生きていると傷つくことから逃れることはできないから、

傷つくことを避けるのではなくて

傷ついたその痛みをどうやって和らげていくか

その傷をどう癒してあげるかの方が

大切なんじゃないかと思うのです。

 

傷は傷跡になれば、

思い出しても胸が痛むことは少なくなります。

「嫌だったこと」として記憶に残っていても、

当時と同じように、今再び痛んで病むことは無くなっていきます。

 

思い出して苦しいのは、

思い出したくないと思うのは、

その時の傷がまだ癒えていないから…

 

その傷は、欲しくて手に入れたものじゃないから、

ずっと持ってなくても良いんですよね。

もう、手放しても良いんです。

 

手放し方がわからない時は、

どうぞ頼ってくださいね。

 

一緒に、痛みを手放してみませんか(*^^*)

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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