1人じゃない

頑張ったのに報われないという経験が多いと、

何かに期待しないようにしたり、

自分にもネガティブな言葉をかけるようになってしまいます。

 

もう傷つきたくないからなのでしょう。

でも、それで色々と諦めてしまうと、

それはそれで楽しくない日々…

 

傷つきたくないと心に蓋をして生きている人は、

それまですでに何度も傷ついた経験があって、

もうこれ以上痛みを感じたくないから、蓋をして自分を守っているのですよね。

 

けれども、蓋をしたことで、悲しみや痛みだけじゃなく、

嬉しいや楽しいという感覚にも鈍くなり、

幸せって何だっけ?となってしまったりもします。

 

人は本来、喜怒哀楽を感じる生き物で、

それはとても自然な姿です。

その中のどれかの感情だけに蓋をするのは難しいこと…

 

幼い頃は喜怒哀楽を感じていたはずなのに、

今それを感じたくない・感じないように生きているのは、

感じるのが痛いと思っているから。

怖いと思っているから。

 

1人で向き合うには怖いことも、

その怖さを受け止めてくれる人がいたらどうでしょう。

自分一人ではないんだ、という感覚は、

とても自分を勇気づけ、支えてくれたりします。

そうして一進一退を繰り返しながらも、

少しずつ、前に進んで行けるのだと思います。

 

誰かにその時の気持ちを受け止めてもらうことの大切さ、

なにより、受け止めてもらえるとこんなに嬉しくて安心するんだなとご自身が感じること。

私はカウンセリングを通して、

そう感じてもらえたら…と思いながら、対応させていただいております(^ ^)

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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