ワンシーンのように

心の内側の捉え方って人それぞれだと思うのですが、

私は映画やアニメのワンシーンのような、映像としてイメージをすることが多いです。

「自分と向き合う」という言葉を私は良く使ってしまうのですが、

そうすると「自分と向き合うってよくわからない」と言う方もいらっしゃいます。

確かに…

こうするんですよ、という明白なものは無いのかもしれませんよね。

 

先日のブログにも書きましたが、私は心の中の自分の居場所として、

金色の草原のような場所に居る自分というのをいつもイメージしています。

自分と向き合う時は、その草原にいる自分がどんな状態になっているかを見に行く感覚です。

その場所は暖かくて安全で居心地が良いので、普段はそこで笑ってゆったり過ごしています。

でも何かトラブル(悩み)が起きて元気が無いと、そこにいる私は笑っていません。

何かあったの?って、友人にならまず聞きますが、

自分ですから何が起きてるのかはわかりますよね。

なので「あんな事が起きたけど、どんな気持ち?」「大丈夫?」って聞きます。

これが嫌だった、悲しかった、だから腹が立ったなど、

相手は自分なのですが、色んな気持ちを教えてくれます。

それを、「そうか、そうだったんだね」と聞く。

私はこれを自分との対話と捉えていて、会話形式にした方が気持ちがわかりやすいのでそうしています。

あえて場所や自分の存在を、映像として具体的にイメージすることで、

その後の対話もスムーズに(映画やアニメを見ているように)できる気がするので、そうしています。

こうして対話を繰り返すことで自分の本心を知ることができたり、

これからこうして行こう、と決断できたりもするので、

このような一連の流れをまとめて「自分と向き合う」と表現しています。

 

私は子供の頃から絵を描くのが好きで、

小説や漫画を読むのも大好きで、映画やアニメもよく見ていました。

人が作り出す世界はとても面白くて、ハラハラしたり感動したりします。

そういう世界を見るのが好きな私だからこそ、映像化してイメージすることが、

案外すんなりできたし、自分に合ったスタイルなのかもしれません。

皆さんの心の中はどんな風なのかなぁ…

似たような人、いるかな?

などと思いながら、今日のブログを書きました(^ ^)

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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