私の世界

自分の中にある、自分だけの世界。

そこには私しか入れなくて、

暖かくぼんやり暖かい、

ジブリ映画のナウシカに出てくる金色の草原のような場所で、

そこにいる私は暖かく優しい気持ちになるし、

満たされた幸せな気持ちになる。

私はこのままの私で良いんだ、と思えるような、

そんな感覚。

 

人は生まれた時から、それだけで価値がある。

という人がいますが、

そう思えないという人も多くいるように感じています。

その人それぞれの生まれ持った気質や、

育った環境などの影響があるのでしょうが、

自分の中に漠然と抱えてしまっている「私なんて…(どうせ価値がない)」という感覚は、

そのまま放置していても(見ないふりしても)、

残念ながら勝手に消えてくれることがありません。

この感覚を無意識に持ってしまっていると、

「自分には価値がある」とどんなに頭で思っても自分に言い聞かせても、

心の底のさらに奥の方では、

その言葉を打ち消してしまおうとしてしまいます。

 

冒頭に書いた世界は、

私が自分の中にある世界のイメージです。

そこには私一人しかいないけど、寂しくは無いし、暖かく安全です。

誰かを傷つけたり傷つけられることも無いのです。

ここにいる自分が、今何を感じているのか。

悲しんでる?元気?幸せ?

何かを選択したりする時も、ここにいる自分に聞きます。

それでいいの?後悔しない?

そうして、自分で選んだ選択を繰り返して、

私達は生きていますよね。

ここにいる自分が、また笑っていられる選択をしたなら、

例え周りからの評判が悪くて否定されても理解されなくても、

自分が笑って生きる選択をしたんだから、大丈夫。

そう思えることが、

「私は私。あなたはあなた」ということなのではないでしょうか(^ ^)

 

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

コメントはお気軽にどうぞ