やりたいけど、できない

叶えたい夢があったとして、それを実現しようと動きたくても動けない。

「やりたいけどできない」

そんなことはありませんか。

 

この時、きっと不安や迷いが生じるのでしょうし、

今の自分が置かれている状況を含めて考えてみると、状況的に実現不可能だと判断してしまうこともあるかもしれませんよね。

 

「夢は叶う」とか「思っていることが現実になる」という言葉を聞いたことはありますか。

これは深層心理(潜在意識)への働きかけも必要になってくる概念も含まれているので、

文字通りの言葉で受け止めると、「そんなわけないじゃない」と反論してしまいたくなる人もいるかもしれませんね。

願えば叶うなら、みんな夢を叶えているはずだと。

反論する人は、実際に自分の夢はまだ叶っていない人が多い気がします。

 

人が思考したり行動したりする時、その人が持つ潜在意識が働いて、その人は意識せずにその言動を選んでいます。

現実化するというのは、そもそもその現実はその人がそれを現実だと認知しているから。

現実は、人によって受け止め方や感じ方が違うのですよね。

なので、実現したい夢があった時に、実現できるんだと潜在意識が思っていないとできない、ということになってきます。

じゃあ潜在意識は本当はどう思っているの?

となると、そもそも自分では意識できない領域なので難しいですよね。

そんな時に、「やりたいのにできない」が一つの指標になるかなと思います。

 

やりたいなら、やればいいんですよね、本来なら。

でも、できない理由を探している。その理由が、「やらない」という決断を下しているわけですが、

できないと深層心理で感じているということでもあると思います。

やりたい。(でも本当は、自分にはそんな力無いんじゃないか・・・)

カッコの中が深層心理。自分にはそんな力、本当は無いんだよねという感覚のようなものが、無意識下で働いて、行動にブレーキをかけてしまっている状態。

これが「やりたいのにできない」状態です。

 

頭でいくら「できるよ。やろうよ」と自分に言い聞かせても、まるで身体や心が拒絶するかのように動けない。

これは、頭で理解している思考と、潜在意識の中にある本来持っている思考が違うから。

では、この潜在意識は生まれた時からそう思っていたのかというとそうではなくて、

多くは幼少期に何かの傷つき体験を通して得た「思い込み」です。

 

自分にはそんな力は無いんだよ。という意識を持つことで、自分を守ってきたのですよね。

そして、何かに挑戦したり夢を叶えたくても、

行動してまた傷を作るかもしれない可能性を本能がキャッチして、

行動させないように潜在意識が勝手に発動して自分を守ってきてくれました。

 

ただ、「やりたい」と「できない」は向かう方向が逆になるので、

自分の中で混乱が生じるし疲れます。

自分を守って来てくれた潜在意識の中にある思い込みですが、行動に制限をかけてしまうので、

夢を実現しにくくなります。

「夢は叶う」と口にする人は、この潜在意識を味方につけて、

自分が実現したいことに対して、潜在意識が行動制限しないような思考を持っているということにもなります。

潜在意識が邪魔をしないので、叶えたい夢に向かって必要だと思う行動が取れる。

そうすると、どんどん夢に近づいて、そのうち本当に夢を叶える。

それができた人だけが言うんですよね。「夢は叶う」と。

できないから苦しい人は、自分の潜在意識を味方につけるやり方を知ることから始めるのも良いかもしれません。

もし、知りたいとか、やりたいけど不安だとか、

一人だとよくわからないという人がいたら、

それを見つけるお手伝いをさせてくださいませ。

見えないし大変そうだしよくわからないと、人は不安に負けそうになりますが、

それでも叶えたいことがあるなら、行動してみても良いのではと思います。

あなただけの人生。

あなたが心から笑顔になれるお手伝いができれば幸いです(^^)

 

 

 

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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