自分を知る

自分の状態を知るというのは、結構難しいなぁと実感することがあります。

私は普段から自分に目を向けて、自分の状態を把握することを習慣づけているのですが、

それでもその判断を間違うことがあるし、

自分の読みと実際に大きな差が生じることもあります。

 

例えば「疲れたな」と感じる時、どれくらい疲れているのか、

どれくらい休んだら気力や体力は復活するのかは、

ある程度把握できているとコントロールが容易になりますが、

それでも、自分が思ってた以上に回復に時間がかかると、思ってた以上に疲れていたんだな、と後からわかることもあって、

疲労や精神的ストレスなどは見えない分、コントロールが難しいと日々実感しています。

 

そして、自分の状態を把握してコントロール(調整)する為には、

どうしても自己認知の能力が必要になってくるし、

自己認知するには、自己受容もセットで必要だとも感じます。

自分を受け入れるということは、自分のキャパシティ(自分の限界)を知ることで、

それがわかって初めてコントロールも可能になるからです。

 

自分の限界を知るというのは、自分の限界を決めつけるということではなくて、

ここまでやったらこれくらいできるんだ(疲れるんだ)など、

自分がやったことに対しての自分の反応を知るということです。

時間をかけたらできることも、一気にやろうとすると難しいこともあるかも知れません。

その結果だけを見て、「自分はできないんだ」と判断してしまうのももったいないと思います。

それに、いつも同じような体調ではないし、

その都度、今の自分の状態にベストな対応ができるようになれたら、

もっとストレス回避も上手くできるのになぁと感じています。

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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