ほどほど

自分の状態がイマイチだなぁと感じたら、

まずは休むことをおすすめします。

でも、仕事や予定などが立て込んでいて、思うように休めない時もあるかと思います。

後回しにして良いことは後に回して、

とにかくゆっくりしたり、一息ついたり、ほっと安らぐ時間を見つけること。

嫌なことを考えなくて良い状態に自分を持っていくこと。

そうやって、自分がニュートラルゾーンにいられるように意識して過ごしていると、

ある程度コントロールはできてくるようになります。

 

でも、それがわかっていても、コントロール不能になる時があります。

それは「やり過ぎる」こと。

以前の私は、限界まで頑張って、パタっと電池が切れたように何もしない日というのを作っていました。

本当に何もしないのです。

ご飯の支度も掃除も洗濯もせず、ひたすら横になって過ごす。

家族にはそれぞれ、自分でやってもらいます。

(子供がある程度大きくなるか、夫がいる時にお願いしていました)

そうして何もしない自分にダメ出しもせず、「ずっと頑張ってたんだから今日くらいゆっくり休んでいいんだよ」と休むことを許す。

これはこれで大事なやり方の1つかもしれませんが、

私の場合はこの状態になってしまうと、そこから2~3日動けなくなることもありました。

何もかもが面倒になって、全てのやる気を手放してしまうのでしょうね。

そうなると、気分も落ち気味になったり、また何かを頑張ることが嫌になったり…

自分を回復させる為の休みのはずが、余計に調子を崩させてしまうという、悪循環を起こしていました。

何でもほどほどが良くて、休むにしても、最低限の3食の食事や、最低限の家事、最低限の身支度は自分には必要な事だったんだと気づきました。

以前の私は白黒思考や完璧主義がよく発動していたので、

きっと頑張る時と休む時の振り幅もとても大きかったのでしょうね。

人によってその振り幅ややり方は違うと思いますが、

頑張ることも休みすぎることも、

ほどほどが1番だなぁと今は気をつけて過ごせるようになりました(^ ^)

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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