言葉の余白

いつも多くの言葉を使って、

より深く理解してもらおうと一生懸命説明してしまう。

でもそれは、

本当に相手が求めていることなのだろうか?

自分がただ「わかって欲しい」だけなのではないか。

「これだけ説明したんだからわかってくれるよね?」と、

自分が納得したいだけなのではないか。

 

言葉はたくさんあれば良いということではなくて、

たくさんあり過ぎると、相手を混乱させたり疲弊させたりもする。

いちいち全てを説明していたら、

相手の考える余地がなくなってしまう。

言葉はイメージを掻き立てるけれど、

それだけ相手のエネルギーも奪うから、

自分と相手の、ちょうど良いさじ加減で、

「わかり合う」ことを一緒にできたらいいのにと思う。

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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