子供たちが教えてくれること

この週末の二日間で行われた大学の共通テスト。

息子も無事に受け終わりました。

勉強をすることは、学生のうちは「やらされている」感覚の方が強かった気がします。

別にやりたくないのに、やらなきゃいけないと決められているもの。

でも段々、自分が興味のある分野に絞って勉強ができるように環境を選べるようになるし、

そうやってみんな知識を深め技術を身に着けるのでしょう。

 

今回の受験で、息子は最後まで大好きなゲームを断つことはできなかったけど、

それが彼のベストなやり方だったのでしょうね。

彼は集中型なので、1日の自分の勉強時間の限度をわかっていたと思います。

焦りはあったと思います。こんなことをしていていいのか・・・

他のみんなはもっと頑張ってる。自分もやらなきゃ。

でも、最後は、自分にとってどうなのか。が大事だと思うよ。

と、私はいつも言っていました。

それは、娘にも言っているし、自分自身にも思います。

 

娘は、息子以上に何時間も勉強しています。目標時間も設定して、コツコツとやり続けます。

推薦で受験しようかと迷った時、彼女は自分で

「自分がどこまでやれるか、限界まで努力してみたい」と言いました。

そして今、それをまさに実行し、実感しています。

昨日、「もうどこの学校に行くことになっても後悔はない」と言いました。

まさにそれを体験したくて、彼女は一般受験を選んだので、

今人生で一番がんばっている、それを続けてやり遂げたら、その体験自体がこの先もずっと

あなたを支える柱となってくれるはずだよ。

と、私も自然とそんな言葉が出てきました。

 

息子も娘も、自分なりに試行錯誤して受験という大きな壁にチャレンジしているわけです。

どんな結果よりも、そのチャレンジした気持ちと、その為の努力だけは否定しないで

自分の中に大切に残して欲しいと思います。

そんな私も、明日から試験が始まります。

今、通信の大学にて授業を受けて単位取得を目指しています。

子供たちがこんなに頑張っているのに、

私だけがのんびりしているわけにもいきません。

子供たちを応援するのと同じくらい、私は私を応援したいし、

子供たちが頑張る姿は、私の背中をこれ以上ないくらい押してくれます。

人からパワーをもらうとは、こういうことなのかな・・・

と思いながら、私も私のやるべきことに向かって

今日も頑張りたいと思うのです(^^)

 

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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