時の流れによって・・・

今日は成人の日ですね。

自分が20歳の時は、何を思っていたんだっけ・・・

自分の若かった頃を思い浮かべると、

以前までは自分の至らなかった点ばかりが浮かんできて、

恥ずかしくて後悔と自責の念も強かったです。

この頃はまだ、自分に自信が無い事、自分の無価値感にも気づいていなかったので、

何も対処できていなかった・・・

そうすると、そういう無意識の本能?みたいなものが作用して、

現実の世界も、自信のない、本当は望んでいない状況になってしまうことが多いんですよね。

とても不思議なんですが、

無意識下で作用している信念のようなものは、

無意識なので当然気づかないのですが、

それが勝手に作動していることで、自分で選んでいるつもりの発言や行動が、

実はそこから来ているということなんですよね。

だから、自分に自信が無いと、自信がない現実になるような言動ばかりしてしまいます。

じゃあ、自信があると思えば良いのか?

となると、勝手に自信が無いと思っているのに、自信があると思い直すこともまた、容易ではありません。

そこはやはり、ちょっと時間はかかるのですが・・・

自分は無意識にどんな言動をしているのか、パターンを知ったり自分の過去に遡って、

それが作られた頃の自分と向き合うなど。

色々なやり方で、「自分を知る」ことしかないのかな、と思います。

私が自分の内面と向き合ってきた15年の間に、

少しずつですが意識を変え、価値観を変化させることができました。

なので今は、過去の若かりし頃の自分を思い出しても、

そこまで自分を責めたり恥ずかしくなったりはしなくて済むようになりました。

向き合うと書くと、なんだか大それたことをやってのけた感じもしますが、

実はそんなことは全然なくて、

ただ、自分は本当はどうしたかったのか、どう感じていたのかを、

もう一度体験しに過去に戻ってみたり、

今の自分が過去の自分に優しい言葉をかけてあげたり、

そういうことをしただけです。

意識し始めた時から、もう思考は変化を開始していると思うので、

私はたぶん、これからもずっと、

こういう風に自分と付き合っていくのだと思います。

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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