見たいように見る

人は見たいように、ものごとを見ているようです。

同じものを見ても、見る人が違うと感じ方は変わります。

これは、その人が持っている今までの経験や知識や記憶や価値観が違うから。

どんなにそっくりな双子でも、全く同じ感情を持つことは難しいように、

人と違う見方をするということはとても自然なことなんですよね。

でも、自分がこんな価値観を元にその物事を見ているんだということは、無意識下で行われることなので、自分で気づくことは難しい・・・

人と意見が食い違ったり、良かれと思ったことが相手を傷つけたり、

あれ?どうしてこうなったんだろう・・・ということは、こうして起きるようです。

そう考えれば、日々、思い込みの連続のような気がしてきますが、

思い込みが悪いのではなく、

そう強く思い過ぎて考えが偏ってしまったり、相手に思いを押し付けてしまったり、

思いが強すぎて人の意見や指摘を受け止められなかったり・・・

そうすることで、自分が苦しくなることは、できるだけ避けられると良いかもしれませんね。

苦しい、つらい状況は、なるべく短く小さな方が心には良いですから。。

私にも当然思い込みはありますので、

誰かとお話をさせていただいたり、私を表現してくださった時に、

その思い込みに気づくことが多いです。

自分が思っている自分と、周りから見えている自分の違いを知ることも、

より「私らしく」いられるために必要なプロセスのひとつかな、なんて考えたりします(^^)

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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