癒しの時間

自分が癒されると感じる時間はどんな時ですか。

私は昔は、「癒されたい」とよく口にする割に癒しの時間をあまり持っていなかったように思います。

当時は無意識に他人軸で生きていたので、あの人にとってどうか?周りから見てどうか?が、判断の基準になっていました。

そうすると、自分というものを持てないので、自分一人で大きな決断ができなかったり、何かうまくいかない原因は全部自分のせいだと思い込んだり、色々な部分で生きづらさが出てきます。

そんな、自信もなく自己肯定感も低い状態では、心から安心したり満たされたりする事が難しいようで、無意識に不安定な状態が続いてしまいます。

でも、基準は他人にあるので、自分が不安定な事にも気づけないという、負のスパイラルに。

きっと当時の私は、何かよくわからないけどなんだか苦しいような寂しいような…そんな不安定さを抱えていて、

そんな自分に気づけないので、また無意識に安心する場所を求めていたのかもしれませんね。

その安心する場所を「癒し」と呼んでいたように思います。

そう思うと、今は「癒されたい」とあまり口にしなくなりました。

癒されたかったら、自分の好きな時間を作って自分を癒してあげれば良いのだと思えるようになりました。

何をしたら自分が癒されて元気になれるかは、大分わかるようになってきました。

自分にとっての癒しの時間がいくつかあるので、その時の気分でどの癒しに浸るのかも自由です。

自分の状態を知るということは、自分が何でご機嫌になれるかを知ることでもありますね。

 

私は先日、以前の職場の同期と4人でランチに行きました。3人はまだ会社で継続して頑張っています。

私は一足先に退職しましたが、それでも今でも変わらず会える環境や、変わらない笑顔をくれる同期のみんなに感謝しています。

そんな、気の置けない人たちと会う時間も癒しの時間のひとつ。

癒しの時間はいくつあっても良いので、これからもどんどん増やしていきたいなと思っています(^^)

投稿者プロフィール

有城蘭
有城蘭くれたけ心理相談室(札幌支部)心理カウンセラー
北海道札幌市を拠点に心理カウンセリングを承っております。心の声に耳を傾け、心に寄り添ったカウンセリングを心がけております。

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